コミュニティーをデザインする建築のプロ
プロTOP:山本康二朗プロのご紹介
自然と健康、居心地のいい、心やすらぐ空間づくり(1/3)

自然とコミュニティー。ゆるやかな自然と共存したい。それが理想です
「掲載する写真は田んぼで撮ってもらいたいんですよね。緑が多い感じで」。清水区草薙にあるアトリエKAYA一級建築士事務所の山本康二朗さん。建築家がなぜ田んぼで?取材早々疑問が湧きます。
自然豊かな愛知県豊田市に生まれ、父親の転勤で千葉県習志野市へ引っ越し。開発前の広大な空き地や埋め立て途中の海、スイカ畑など近代化と自然が交差した環境で育ち、都心に近く都会の雑踏感が嫌いな反面興味もあり、度々東京へ行ってはブラブラ。当時から人が造る人が仕掛けたものと自然が仕掛けてくれるものの違いを肌で感じていたといいます。
小学6年生で静岡に移ると周りには田んぼやカエル、少し行けば川や滝、森林という豊かな自然。土管で寝たり、草むらで寝転がったり…。公団マンションでの暮らしの中「みんな同じ四角い建物に住むなんてつまらない。大工になってツリーハウスを建てよう」と、建築家になることを決めたそう。この時すでに自然と共存する人間の本来あるべき生活の意味を体感していたのかもしれません。
その後、大学でも建築学を学ぶことになります。大学時代、住宅設計の手伝いをしていた時、コーポラティブハウス(入居希望者が集まり組合を結成。事業主となり土地取得から設計、建設業者の手配などすべて行なう住宅)と出合い、建築をする上で大切なのは建物などのハード面ではなく、そこで暮らす人と人との繋がり、コミュニティーなのだとソフト面の重要さに気付きます。「自然とコミュニティー」。以後、建築物にその2点をどう組み込んでいくかが山本さんの核になっていきます。
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