コラム

 公開日: 2012-12-04  最終更新日: 2014-07-18

自筆証書遺言(特徴・法的要件・注意点)

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
『家族の絆を守る相続・遺言のプロ』の永井宏樹です。

今回は自筆証書遺言の具体的な書き方について書きたいと思います。

自筆証書遺言は、だれでも手軽に書ける遺言でもっともポピュラーなものです。
しかし、だれでも書ける手軽さゆえトラブルになることもあります。

では詳しく見ていきましょう。


◆ 自筆証書遺言の法的要件

(1) 遺言全文を自書する
自筆証書遺言は、全文を自ら手書きをしなければいけません。
不動産の物件名など一部だけワープロで記載することも認められていません。
紙や筆記用具は自由ですが、鉛筆など耐久性がないものは、止めたほうが良いでしょう。

(2) 日付を自書する
この日付は、『遺言作成日を特定できること』が条件です。
『平成24年12月吉日』ではダメですが、『平成24年の妻花子の誕生日』は可能です。
日付の前後で優劣が決まる場合があるので、日付が重要になってきます。

(3) 氏名を自書する
遺言を誰が書いたのか明確にするため氏名を自書します。
この氏名は、ペンネームや芸名でも本人を特定できれば良いことになっています。

(4) 押印
氏名の横に押印が必要です。この印鑑は、認印でも構いませんが実印が最適です。

法的要件だけで言えば、上記4点よいのですが、
その後の名義変更などの手続きを考えると、下記の点にも注意が必要です。

・ 不動産などの件名は、正確に記載する。(登記事項証明書どおりに)
・ すべての財産について記載する。(記載されていない財産が争いのもとに)
・ 曖昧な表現はなるべくしない。(記載例:不満があるものは、よく相談するように・・・等)

注意点に関しては、公正証書遺言にも共通する部分があるので後日詳しく書きたいと思います。


◆ 自筆証書遺言のメリット・デメリット

メリット
・ だれでもお金をかけずに手軽に書ける
・ 気に入らなかったら、すぐに破棄できる
・ 誰にも知られずに遺言が書ける

デメリット
・ 字が書けない人は、作成することができない
・ 要件の不備で無効になる恐れがある
・ 紛失、偽造、変造、隠蔽の恐れがある
・ 遺言の執行には、家庭裁判所の『検認』が必要
・ そもそも発見されない場合がある


【まとめ】
自筆証書遺言は、だれもが気軽に書ける遺言です。
最近では『遺言作成キッド』も売られていますので活用してみるのもよいでしょう。


【プロからの一言】
自筆証書遺言を完璧にかつ争いが無いように書くことは、実際にはなかなか難しいことです。
公正証書遺言を書くまでの保険としての『とりあえずの遺言』として作成した方が無難でしょう!


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