コラム

 公開日: 2013-05-10  最終更新日: 2014-07-18

遺言を書いてもらう方法

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
『家族の絆を守る相続・遺言のプロ』の永井宏樹です。

今まで遺言の書き方や注意点について書いてきましたが、
どんなに必要な状況の人でも、本人が書く気にならなければ遺言は作成できません。

私の周りでも『遺言を書いた方がいいのになぁ』と思う人は沢山います。
例:子供のいない夫婦・2世帯住宅を建てている方・子供が事業を継いでいる人

しかし、遺言を書く気にさせることは、案外難しいもので、
家族がいくら頼んでも、書いてくれない人は書いてくれません。

そこで、今回は『どうすれば遺言を書いてもらえるか』について書いてみたいと思います。

『遺言を書いて!』と頼む

これが一番ストレートで良いと思うのですが、言いずらい場合もあるでしょう。

夫婦であれば『〇〇の理由で私が困るから書いて!』『私も書くから一緒に書こ』
子供であれば『兄弟で揉めるのは嫌だから書いておいて』 などが良いのではないでしょうか。

テレビや新聞などに便乗して頼む

最近は、テレビや新聞・雑誌などでも相続・遺言の特集が組まれることが多くなりました。
テレビや新聞を見ている時にさり気なく
『これってうちも該当しない!遺言書いた方がいいんじゃない?』と聞いてみるのはいかがでしょうか。
興味を示せば、遺言を書いてくれるかもしれません。

エンディングノートを送る

最近は終活のブームもあって、エンディングノートが書店に並んでいます。

エンディングノートには、
・自分史 ・葬式お墓の希望 ・連絡先 ・終末期医療の希望 ・財産  などなど
遺言と関係ない部分まで、内容は多岐に渡ります。

エンディングノートを渡して『葬式やお墓について希望があれば教えて』といって渡してみましょう。
エンディングノートには、遺言や財産についても書かれていますので書く気になるかもしれません。

先に自分が遺言を書いてしまう

なかなか書いてくれない場合には、自分が先に書いてしまいましょう。
夫婦であれば『私、遺言を書こうとおもってるんだけど、あなたどうしたらいいと思う?』
子供であれば『俺もそろそろ遺言書こうと思ってるんだけど・・・』

これはかなりの確率で書くかもしれませんね。

まとめ

本来、遺言は書いてもらうものではありません。
まずは、遺言や相続について正しく理解してもらうことが大切だと思います。

遺言を本気で書いてもらうには、『なぜ書くのか?』『書くとどうなるのか?』が重要になってきます。
・ じつは財産が多くない人の争いが増えている
・ 遺言には、感謝の気持ちも書き込める(付言事項)
・ 遺言は、民法で決められた方式で書かなければいけない
・ 嫁に出た娘、婿に行った息子にも同等の相続権がある
・ 遺言を書くことによって相続手続きが楽になる
上記のような必要性を分かってもらえれば、書こうという気持ちを持ってくれるかもしれません。

プロからの一言

日経新聞の調査では、43%の人が『まだ書いていないが、遺言を書こうと思っている』と回答しています。
ひょっとしたら書こうと思っているかもしれません。
こちらから話をすることによって、良いきっかけになるかもしれませんよ。
そちらのコラムは こちら


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